ブルーピリオド

「好きなことをする努力家は最強なんですよ(by佐伯先生)」…
「多摩地域×芸術」というテーマで掘ってる時に
「ブルーピリオド」という作品を教えていただきました。
(今頃?という声もあろうことかと思いますが😅)

で、手っ取り早くNetflixでアニメを観たのですが、
これがもーめちゃくちゃエモくて一気見!
不良だけど真面目な優等生の主人公が進路選択に向き合う高2の冬。
全く美術に興味もなかった彼が、たまたま美術室で出会った一枚の絵と、
その作者の先輩をきっかけに、
美大予備校に通いながら東京藝大現役合格を目指すというストーリー。

友人との関係や先生の指導、ライバルの天才と優等生の自分との壁や、
ありのままの自分と向き合い、自分のカラを打ち破りながら、
技術の向上に挑戦する姿…
「正解」のない美術の世界で、
超狭き門である藝大合格のための戦略と自我の発露、
自分にしかできない表現で挑む勝負…
もーすっかり「ブルーピリオド」の世界線に引き込まれました。

そして、模倣からの自分のスタイルを確立させて行く道や、
ゼロから作品(課題)を生み出す苦しみや喜びは、
はるか昔の自分のミュージシャン時代や、創業時、
そして今の仕事にも通じていて、心揺さぶられます!
そもそも私はルネッサンス期美術に興味あり、
西洋美術史ゼミで卒論はミケランジェロだったんでした。

さて、多摩地域には武蔵美や多摩美、東京造形大があり、
地元立川には美大予備校の立美もあります。
立川には、ファーレ立川やグリーンスプリングスにも
街と一体化した造形アートが溢れています。
たましん本店にはたましん美術館もあります。

漠然と共存していた身近な現代アートですが、
「ブルーピリオド」に触発された今、
アーティストの思いなど想像しながら「鑑賞」しようと思いました!
写真も応募するか…!?