みらいを育てる

えーーーー!?すごい!!
ホントに!?
っと、昨日お昼前の速報に飛び上がり、鳥肌がたちました。

「同性婚ができない、というのは差別であり違憲である」という判決が札幌地裁で下されたのです。

もーーーホントすごいことです!!!
裁判長、天晴れ〜!!
国を動かす、社会を変える大きな一歩になる判決だと思います。
素晴らしい!
最近もやもやしてた中での良いニュースに、嬉しみもひとしおです。


現在は同性婚に対して国が法整備してないので、
各地方自治体がパートナーシップ条例や要綱などで市民をサポートしてますが、
法的な根拠がないため、異性婚に比べると、さまざまな不利益があります。

札幌では、その不利益を差別だとした違憲判決だったので、
現在訴訟中の他の地裁の判決への影響も期待されるし、海外からも注目されてます。
昨日の加藤官房長官のコメントは相変わらず「国はやる気ない」でしたが・・・

 

ちなみにパートナーシップ条例や制度は
今年度までに既に全国の79自治体が実施済みで、
日本の総人口の約34%になります。
来年度中に実施予定は13自治体で、導入検討中は83自治体です。

お隣の国立市はこの4月に条例がスタート、日野市は昨年請願採択されました。
残念ながら立川市は検討もされてませんが、時間の問題だと信じています!
みなさまお住まいの自治体はいかがでしょうか。

 

近隣自治体のグランドデザインを読んだり策定に関わったりで思うところが色々あるなか、
こうした性的マイノリティに対してのスタンスによって、
各自治体の人権やダイバーシティに対してのスタンス、
持続可能な未来を見据えた施策を取っているのかどうか、
という議会とトップの志が見える気がしてます。
その方たちを選ぶのは私たち市民です。

これから選挙が増えますが、
候補者が何をどこを向いているのか、
党是だけでなく、個人としてどんなビジョンを持っているのかを
しっかり見極めて投票に行って意思表示をしたいものです。
(ちなみに大切な自治体トップを選ぶための市長選、ムラヤマはビジョンも何も「現状維持・なにも変えない」。
今回もまた無投票・スライド式でトップが決まったのはとても残念でした…)

選択的夫婦別姓制度に地方議会が反対するのも同様で(それに圧をかける国会議員も)、
何を、どこを見ているのか、
個人の価値観や党のイデオロギーや同調圧力、
ゆーたら選挙のために反対するのでなく、
社会のありように対して地域として何をしていくのかを考えて欲しいです。

今、目の前で不利益を被っている人たち、
今の社会に居場所がなく苦しみ続ける人たちを、命を断つ人たちを、
主流じゃない、少数派だから、
自分が理解できないから、そういうものだから、
酷いのは「風紀が乱れるから」などと切り捨てる。
(最近「国が少数派のわがままをいちいち聞いてたら大変だろ」と当事者に恫喝した政界の猛者をTVで見ましたが)

 

「伝統」を重んじるのは文化だけで十分だと思います。
生活は今、そして未来の希望だと。
未来を作るのは今を生きる大人の責任だと私は思います。

特にSDGsバッジを着けている議員やトップの方には、
ともに目標達成を目指す世界の一員として、
これらの課題を共に考えて欲しいと思うこの頃です。

やっぱりなんかもやもやするぞ。
もやもや相談室行こうかな…

 

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