日曜討論


日曜討論。
衆参本会議の施政方針、代表質問を受け、
日本の未来についての与野党幹部の「論戦」。
みんな、黒っ!
…スタジオセットのレインボーカラー背景が一段と映える今朝でした。

国営放送の番組で、
日本の中心にいる、日本を動かす、日本の未来、子育てや女性活躍を語る人が
全て中高年男性で、司会も男性、女性はアシスタント。
私たちは、子どもの頃からこんな「景色」をずーーーーっと刷り込まれてきているので、
「空は青い」くらい「普通」で違和感を感じない。
そして、この「黒い景色=エライ人たち」を
ずーーーっと無意識に刷り込まれてきた日本の少女たち、女性たちが
「管理職目指せ」「政治家になれ」と言われても、
空の色を変えるくらいハードルが高い。

その上、女性は
「意欲がない」「能力がない」「上昇志向がない」「適性がない」…
「数字が苦手」「早く結婚しろ」「子どもを産め」「学び直せ」…
と言われ続け、どうやったらハードル飛び越えられるのか。
(主語をあなたの性別に変えて読んでいただけると
理不尽だなーと思っていただけるかも😅)

津田塾大学の髙橋学長がお話されていた女子大の意義、
「人生の中で4年間だけ、女性が中心にいる世界、
リーダーである世界を体験することで『自分にもできる』という自信の
シャワーを浴びることができる」を噛みしめます。
(私がリスペクトするDeNAの南場社長も津田塾ご出身なんですよね)

敵をやっつけていく強いリーダーもカッコいいけど、
「戦場」で戦うのではなく、共により良い未来を作るために、
こうした場に笑顔で明るく元気でしなやかな、
少女たちのロールモデルとなる女性リーダーが増えることを心から願っています。
そのことが日本の国力をあげ、男女関わらず誰もが生きやすい世の中を作ると信じてます。

私はまだまだ未熟者ですが、
経営者としてこの景色を変えていくため、
私たちがやれることを一層頑張っていこうと思った日曜の朝でした。

追記
ジェンダーに関する話なのですが、
別に私は怒ってたりイラついてるわけではなく、
男性を責めるわけでも、椅子取りゲームや戦いを挑んでいるわけでもなく、
こうした日本の社会構造を変えて、より良い未来を作っていきたいな、という主旨です。
せめて国営放送からそうした見せ方、メッセージを送っていくのも
刷り込みを解消していくためには大事よね、と思います。です。
🌈