「オーベルジュときと」試食付き内覧会
今日は、西国立の旧無門庵跡地に6日オープンする【オーベルジュときと】の試食付き内覧会に潜入。
無門庵さんには、ムラヤマ時代に会食や宴席で訪問していたので、
クローズは寂しく、跡がどうなるのか気になっていました。
当初温泉♨️施設?という噂もあり、
下々な自分は「わーい近所で温泉ビールできる〜🍻」なんて喜んでたのも束の間、
超ハイエンドなオーベルジュになるとのこと。
そして、ついに全房が明らかに!
食房
宿房
茶房
の3房を内覧させていただき、食房では
お料理メニューの一部、朝〆真鯛の‘うじお’添えと、
カジカ出汁のにゅうめんをいただきました。
ロンドンのミシュラン日本料理店で活躍された石井「凱旋」総料理長の食と
食材と味と器と空間への美意識、サステナビリティと多様性を大切にした料理。
地場産=日本産を活かす料理。
そして一人ひとりのアルチザン≠料理人がもった力を集結させて、
彼らが立川から世界にはばたく場所にしたい、とのこと。
石井さんは、ロンドン時代、良質な鰹節と昆布が手に入らず苦労したことがあり、
必ずしも鰹と昆布でなくてもいいのではないか、
と様々な食材から出汁を取ることにチャレンジしたと。
今日試食させていただいたカジカの出汁も、
北海道では、網にかかっても需要がないので傷ついたカラダで
リリースされてしまうというカジカを買い取り、手をかけて美味しい出汁を取られたとのこと。
(写真ではちょっと怖い感じのお魚ですが)
オーベルジュなので食が中心ではあると思うのですが、
観光拠点の宿ではなく、この場所の料理と過ごす時間自体を目的に訪れる、
非日常を贅沢に味わい尽くす場なんだろうなと感じました。
私は徒歩10分圏の地元民なので、TOKITOの周りはめっちゃ日常の風景。
それでも徒歩10分のところをプライベートヘリで
隣の立川病院の駐車場に停めて泊まってみたい…と思うくらい素敵な場所でした。
しかしながらです
一泊…
約40万円…
宴会場や食房はビジターで4-5万円…
茶房のアフタヌーンティー7500円がお手頃に感じるくらい、脳がバグった内覧会でした。
そんな一泊40万の写真、ぜひご覧くださいませ!
非日常感じていただけたら幸いです。
詳細はHPや、メディア記事をご覧ください。
個人の趣味というか職業柄?
いつも名前の由来や、こだわりを感じる部分を尋ねたりしてしまうのですが、
あちこちにふんだんに使われている「銅」 はトキ色に掛けているのかお聞きしたところ、
「銅は経年で変化していくので、また訪れていただいた時に
時の移り変わりを感じていただけるように使っています」とのこと。
どのスタッフさんに何を質問しても、「ときと」の理念やコンセプトを情熱をもって、愛を込めてしっかり伝えてくださるところに感動しました!
https://www.aubergetokito.com/