武蔵村山・立川のまちづくり会議に参加

金曜日は武蔵村山のまちづくり会議
「まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会」
土曜日は立川のまちづくり会議
「長期総合計画市民ワークショップ(立川そうぞう会議2035)」に参加しました。

ムラヤマの方は「産官学金労言民」の代表が参加する会議で、
私はこの委員会がスタートした平成27年からかれこれ9年継続で
「労」枠として受嘱している会議ですが、毎回意見交換が活発で、一番アツい会議です。

ここ2年は議題になる所管課の職員さんにもご参加いただけるようになり、
これまでの「ご意見は担当課に伝えます、終了」から随分進化しました。
また、当初「市役所にはビジョンという概念がありません」と言う感じだったのが、
今回は「市としての10年後のビジョンは〜」と変わってきていることにしみじみ嬉しみでした。
けれど、「戦略」内容に関しては9年前と変わらず、毎年同じ問題提起をして、
毎年山のようにアイデアを伝えて、でも山は動かず…
職員の方々はみなさん真剣に耳を傾けてくださるし、
お忙しいなか色々と調べてくださったり本当に感謝しかないのですが、毎年変わらず…

トップのお考えと財政の問題が大きいのかと思うけど、
問題は見えているのに、KPI載せてるのに、課題にまでならないのがもどかしいばかりです。
武蔵村山市は資源たくさんあるからほんとにもったいないな〜と、
毎年夏に2回あるこの委員会は、もう風物詩のような感じです。
https://www.city.musashimurayama.lg.jp/…/1004199.html

翌日の立川のワークショップは、
立川市の第5次長期総合計画策定に向けての前段、
市民の意見をヒアリングする会議で、
10代、大学生、乳幼児子育て世代、子育て世代、ミドル、シニア、グランドシニアの
(勝手に名付けてますが)7グループで意見を出し合う形式です。

今回は「立川の魅力・立川の課題」を、
「子ども・学び・文化」「環境・安全」「都市基盤・産業」「福祉・保健」
「行政経営・コミュニティ」「その他」に分けて切り出ししました。
やはり、魅力も課題も世代間で違いがあって、
各グループの発表を聞いていると新たな発見や学びがありで、とても興味深かったです。
私は自分のチーム「ミドル」の意見を取りまとめて発表しました。
私たちの年代では、
子ども・学び・文化や、都市・産業、環境に対しての魅力が高く、
またその反面の課題も多く、行政経営に課題が多く集まりました。
これは立川への愛と期待の高さを物語っているな〜と感じます。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/…/5sogo_shiminws.html

2日続けてのそれぞれの市の企画政策部署の会議だったので、
いろいろ対比したくはなりますが、
隣り合っていてもこんなにまちのカラーは違うんだということ、
それぞれのまちは唯一無二なので、
その良さや特色をどう生かしてまちづくりをしていくのか、がとても大切だ、
とあらためて感じました。
ヨーロッパなど陸続きでも隣り合っている国同士全く違うし、
ましてや多摩地区の小さなまち同士でもこんなに違いがあるし、
大昔に引かれた境界線ってなんなんだろうなとか、
行政の経営とか、市民の幸せってなんなんだろうなとか、色々考えた週末でした。
と、頭も疲れたので、立川市役所からの帰りに高松町の
「らーめんかっぱファクトリー」で「とまとラーメン」。

こ、これは…ラーメンというより、
焼豚とモヤシが載ったスープパスタでした🍅🍜
境界超えてます。