【北海道DAY1】さかのぼり

立川商工会議所サービス業部会一行は羽田をたち8:30に新千歳空港に到着、
慌ただしくJRに乗り換え北広島駅に。
Fビレッジ・ボールパーク、エスコンフィールドに向かいました。
営業時間前に視察させていただくのでこのような行程ですが、1日を有意義に使えます。
ほぼ24時間起きてたので時差ボケみたいになってましたが…
https://www.hkdballpark.com

さて、ボールパークは広大な北海道ならではという感じで、
大自然の中の素晴らしい環境、魅力掛け合わせのイノベーション空間でした。
営業時間前、球場併設のタワーイレブンホテル(ダルビッシュと大谷選手の背番号11に由来)の
広報担当の方にホテル内をご案内いただき、噂の温泉&サウナからの球場の眺めも体験しました。
ロビーからサウナまで野球ファンにはたまらないであろうデザインや仕掛けがいっぱい!
なんとサウナのバット型の手すりはバットの材料のアオダモでした。
温泉・サウナは、ゲームのない日でも宿泊者以外のビジターも利用でき、
水着のレンタルもあるので、デートや仲間内で楽しみに行ける場になっています。

エスコンフィールドは日本ハムファイターズのホームグラウンドで、
ちょうど土曜の試合日だったので、西武ライオンズとのゲームも途中まで観戦できました。
最下位争いのゲームとは思えない満員状態と盛り上がりっぷり!

ちなみに西武線沿線東久留米市出身の私は学生時代、
西武球場🦁の売店🍺でバイトしてたのですが、
何十年ぶりかの球場の雰囲気が懐かしく、また進化っぷりにもびっくりでした⚾️

そんな昔ながらの「野球場」と全く違って、
ボールパーク自体が試合開始前から子どもから大人、ペットまで遊べる公園になっており、
野球に興味ない人でも楽しめる空間になっています。
広い敷地内ではフードフェスも行われていました。
球場内に入ると、巨大なフードコートの中にフィールドがあるみたいに、飲食店が軒を連ねていました。
それこそ、私がバイトしていたような「売店」でスナックとビールを買って自席で消費、
ではなく、ほんとにフードコートです!
てか居酒屋さんからレストランやお寿司屋さんまで。
なんならUber的なサービスもあり、自席までデリバリーしてくれる仕組みも!

これは目的が「野球観に行こうよ」じゃなくて「飲みに行こうよ」で全然通用します!

ゲームが始まると、イニング間は球場のファンの姿を随時スクリーンに大写し、
各回ごとにスポンサーのイベントと組んで、ファンサにもCMにもしてしまっています。
連れてきたワンちゃん🐕コーナーの回もありました。

また、ファイターズガールと共に、きつねダンスやジンギスカンダンスを球場全体で踊ったり。。。
全てのファンと共に物語を作っている、まさに「ナラティブ」球場と感動です。
(私は映らなかったけど😂)
昭和の時代の野球場、お父さんがビール飲みながらヤジを飛ばしている、
というのとは全然全然変わっていました。。。

球場見学だけでなく、商工会議所メンバー、東京ガス東京西支店長による、
エスコンフィールドのエネルギー施策についてのご講話もいただきました。
球場のエネルギーは北海道電力が担っており、電気ヒートポンプ機器や
ガスコージェネレーション設備などのエネルギー関連設備を設置。エネルギー調達」と
「設備運用サービス」を一括で実施することによってエネルギー利用面から、
省エネ・環境性に優れた球場となっているとのこと。
さらに、BCP対策として複数のエネルギー供給方法を採用することから、
北広島市の広域避難場所として活用されるそうです。
災害時に来場者や帰宅困難者、地域の方の避難空間ともなるとのことで、
これは市にとっても安心です。
また、経済効果面では、エスコンフィールド建設時の北海道における経済効果は約1600億円とのこと。
毎年の経済効果は600億円ほど見込まれているとか!
駅からフィールドまでの広大な土地では、マンションやホテルも建設中で、
新駅建設も計画されているとのこと。
仕事も増え、人口増や北広島市への移住者も見込まれ、
市だけではなく道にも大きな経済効果を生むことが期待されているそうです。

北広島駅の改札には
「野球に興味がない人にこそ、来てほしい。」
のメッセージが。
まさしくそんなエスコンフィールドでした!

地方創生、やっぱり新しい感覚と、
さまざまな魅力を掛け合わせた複合体的なイノベーションが必要ということ、
そしてファンを作り、巻き込んで、自分ごとにしてもらうナラティブな施策を
打っていくことが重要なんだなぁと、肌で感じたエスコン視察となりました。
ご関係者の皆さま、ありがとうございました!

我が立川も、地方創生イノベーション目指さねば!